ヘモグロビンa1c 糖尿病

ヘモグロビンa1cと糖尿病

ヘモグロビンa1cの値について

 

その記号を含めた難解なネーミングの割には、ここ最近はすっかり認知されている印象のあるヘモグロビンa1c(ヘモグロビンエイワンシー)。

 

その理由は、危険な生活習慣病である「糖尿病」に直結するものだからですね。

 

でも糖尿病というと何か贅沢病というか・・・その症状の深刻さに対して重大さをきちんと認識していない方も多いのではないでしょうか。

 

ちょっと糖尿気味だから甘いモノと油物を控えようかな、といったような軽い認識ですね。

 

それは大きな誤解です。

 

糖尿病は死亡にも繋がる恐ろしい病気なのです。

 

血液中の糖分(ブドウ糖)の濃度が高くなったまま下がらない糖尿病が、いったいどんな症状を身体に引き起こすのか、そしてヘモグロビンa1cがなぜ糖尿病と密接な関わりがあるのか探っていきたいと思います。

ヘモグロビンa1cとは

ヘモグロビンという単語は、貧血持ちの方なら耳にしたことがあるかと思います。

 

赤血球の中にある蛋白の一種にヘモグロビンがあり、身体のすみずみに血管を通して酸素を運搬する重要な役割があります。

 

ヘモグロビンa1cというのは、このヘモグロビンとブドウ糖が結合したものです。

 

このブドウ糖と結合する性質が、糖尿病かを判断する指標としてうってつけになります。

 

赤血球の寿命は約120日といわれますが、それまではずっと全身の血管内をグルグルと循環しています。

 

その過程で、血液中のブドウ糖と次々に結合するわけですが、血液内にブドウ糖がたくさんあれば、当然結合する量も多くなります。

 

するとヘモグロビンa1cの数値は高くなります。

 

これを逆算すると、ブドウ糖が血液内に大量にある状態=糖尿病の判断ができるということです。

 

ヘモグロビンa1cの基準値

優良 6.2未満
6.2〜6.9未満
可・不十分 6.9〜7.4未満
可・不良 7.4〜8.4未満
不可 8.4以上

 

 

※世界基準となるNGSP値に準じています。

 

また、血糖値に関しても以下の基準があります。

 

■空腹時の血糖値が100mg/dL未満が正常値
■食後の血糖値が140mg/dL未満が正常値

 

つまり空腹時の血糖値が100mg/dL以上、食後の血糖値が140mg/dL以上だと健康な状態ではないということです。